トランス脂肪酸ってなに?身体に有害な油!

皆さんこんにちは!
will be fitness studio トレーナー藤川です!

皆さんは「トランス脂肪酸」という脂をご存知ですか?
様々な健康情報が飛び交う昨今ですが、その中でもマーガリンは身体に悪い!食べない方がいい!という話をよく聞きますね!
それはマーガリンにはトランス脂肪酸が含まれているためと言われています!

そこで今回はトランス脂肪酸という油について解説していきます!

▲トランス脂肪酸とは?

トランス脂肪酸とは簡単に言えば
「植物油に水素を添加した人工の油」のことです!

基本的に植物油というのは酸化しやすく日持ちが悪いものが多いです!
その植物油脂に水素を添加することで、劣化しにくく日持ちする油に早変わりするというわけです!
劣化しにくく日持ちするトランス脂肪酸はコスパがかなりよく、業務用油として広く使われているのです!

トランス脂肪酸が多く使われているもので代表的な食品が
マーガリン、ショートニング、焼き菓子類、レトルト食品、インスタント食品、冷凍食品
などなど、チョコレートや揚げ物にも使われています!

日持ちすることからコンビニで販売される食品にも多く使われていると言われています!

▲トランス脂肪酸による影響

ではトランス脂肪酸の摂取にはどんな健康被害があるのでしょうか?

最も多く言われているのが「悪玉コレステロールの増加」です!
その結果、心筋梗塞の原因になったり糖尿病をはじめとする生活習慣病のリスクも上がります!
そして摂取したトランス脂肪酸を体外に排出する際に大量のビタミンやミネラルを失ってしまうこともわかっています!

▲なぜ身体に悪いのか?

なぜトランス脂肪酸はこんなにも悪影響を及ぼすのでしょうか?
それは簡単に言えば、トランス脂肪酸は通常の脂質に比べて異形だからです!

そしてその異形のトランス脂肪酸は私たちの細胞一つ一つを覆っている細胞膜に置き換わってしまうと考えられています!
トランス脂肪酸が細胞膜と置き換わってしまうことで、細胞膜の構造や働きが不完全となり健康への悪影響を与えているのです!

特に脳への影響は大きいと言われています!
脳は60%以上が脂質で構成されており、それらの細胞膜がトランス脂肪酸となってしまうと情緒が安定しなくなったり、集中力が著しく低下したりするとも考えられています!
ADHDを引き起こす危険性があるとも言われているので本当に怖いですね…。

▲健康のための食事を意識しましょう!

日持ちするしコスパも良く、今や様々なところでトランス脂肪酸が摂取されています!
しかしWHOではトランス脂肪酸の使用を抑えるように様々な規制や方針が打ち出されています!

安いから美味しいからというだけで食材を選ぶのではなく、ご自身の健康のためダイエットのために食材を選ぶよう心がけてみてくださいね!